有料老人ホームの費用計画に対しては、慎重かつ余裕を持った計画作りが必要です。作成手順は次のようになります。
- 現在ある資産の内容をまとめる
- 今後の収入についてまとめる
- 有料老人ホームに対して支払うもの(入居時、月次)をまとめる
- お小遣いや新聞代、電話代など有料老人ホーム以外に支払うものをまとめる
- 結果の検討
(5)の結果として得られた収支金額について次のような項目を確認します。
- 現有資産で入居一時金など一時的に支払う費用が足りているか?
- (現有資産+今後の収入) > (一時金+月額費用等の総支出) になっているか?
- 2の差額である余裕額はどうか?今後月額利用料の値上げ、入院等に対応出来そうか?。また、月次ベースの収支が赤字であり、入居時の資産を取り崩していく場合には、試算の際に仮定した「何歳まで生きるか?」を延長して何歳まで収支が黒字でいられるか?
等々.....