集まった資料の比較・検討が終わったら、次に実際にお目当ての有料老人ホームの見学になります。比較・検討(資料を集めた)した有料老人ホームの中で、「絶対にこの有料老人ホームはダメ」といったものでなければ実際に見学しておくことです。比較・検討のページにも記載していますが、多くのホームを見学することで、有料老人ホームを見る目が肥え、また、インターネットやパンフレットから受ける印象と、実際に目で見て施設長などと直接話をした上での印象とではまるで違う、ということも(良い意味、悪い意味双方で)よくある話(「百聞は一見に如かず」)だからです。
また、一通りのホームの見学が済んだあとに、一番気に入ったホーム(の見学順序が最初の方だった場合は特に)については再度見学してみる、ということも遠慮せずにやってみましょう。色々なホームを見て回って目が肥えた状態で再度見学することで、1回目の見学の時には見えなかった部分が見えてくることもあります。
当ご案内ネットでは、出来る限り公平・正確かつ最新の情報をご提供するよう努めておりますが、やはり最後にはご相談者様・ご入居予定者様ご自身の目で見て判断されることが大切です。ご入居予定者様のご家族の方がご相談等に見えられる場合であっても、 見学や体験入居の際は必ずご入居予定者様が(一緒に)行ってください。ご家族の方であっても、自分の視点で見てしまい、大きな見落としが無いとも限りません。特に入居予定者様が日常的に介護が必要である場合には、ご家族の方(健常者)の目線だと、どうしても気づきにくい部分もあります。ご入居予定者様の視点で見るということは、意外と難しいものなのです。